はじめに
いよいよ明後日から新しい職場での仕事が始まります。
7月31日付で退職してから初の内定貰えたのが11月19日で(なんとあずきちのソロライブ終わった後に連絡がありました)、日数計算だと110日かかりました。
そこから更に2社内定貰って合計3社のうちから選択することが出来ました。最終的に働く会社を決めて働き始めることになったのが12月17日と日数計算にして138日という時間がかかりました。2025年の下半期のほとんどは転職活動で潰れたということになりますね。
ちなみに15日の月曜からではなく17日の水曜からなのは、間の16日にReGLOSSのライブがあり働き始めた翌日からすぐ休むのは本意じゃないと、面接の段階で企業の方にお話ししたら快諾してもらえたからですw
今回は、そんな138日間の転職活動における自分の経験談をまとめていこうと思います。
これから転職活動する人間がこんな寂れたHPを読むとは思えませんが、何処かの誰かの何かの参考になればいいなと思ったことと、ここは自分の忘備録としての側面のある空間ということでまとめます。
注意としては、あくまで自分の経験であり、他の方が転職活動することにおいて当てはまらないことが大半だということ。
転職活動の最適解は、この世に存在する企業と応募する人間の数だけ存在すると言えます。
あくまで、BT男爵YUNOはこうだったということを頭に入れた上でお読みください。
自分にとって不正解だったことが、もしかしたらあなたにとっては大正解なのかもしれません。
自分の転職の環境について
自分が転職活動を開始したのは7月中旬に実務を終え下旬に有給消化した8月初旬からでした。
期間内の5カ月弱のうち、大雑把ですが大体2か月半ごとで環境を大きく変えました。
具体的には、8月~10月中旬ごろは「リクルートエージェント」のみを利用。
10月下旬~12月初旬までは「リクルートエージェント」も継続して利用しつつ、家から最寄りの「ハローワーク」も利用にするようになりました。
5カ月半の間の応募企業の内訳は下記のようになります。
・選考を受けた企業は全部で92社
・書類選考が通ったのはそのうちの43社
・一次面接が通ったのはそのうちの20社
→うち5社は一次面接が最終面接で内定貰えたのが2社
・二次面接が通ったのはそのうちの7社
→うち6社は二次面接が最終面接で内定貰えたのは0社
・三次面接まであったのは7社のうちの1社で、ここが最終面接で内定貰えたのが1社
・最終的に内定は3社
こんな数字何処から出したのって?
転職活動開始した日から今日まで、すべての企業のデータを自分で作成したエクセルに入力して統計したものです。
比較対象が他にいないので分かりませんが、これが多いのか少ないのかは自分には分かりません。
ですが、内定貰った3社の面接担当には全員すごく驚かれていたので、人並み以上に多く選考に落ちているということなんだと思います。
何故こんなに落ちたのか自分なりの分析
結論から述べると、転職サイトである「リクルートエージェント」に全面的に信頼を置きまくって深く考えずにAIからおすすめされた企業を片っ端から受けていったことが企業の選考に落ちまくった理由だと考えます。
まず大前提として、自分は就職活動というものを人生において一度もしたことがありません。
HPの年表にも記載していますが、自分は札幌に住んでいた時にアルバイトから正社員に登用されて、その会社の横浜にある親会社に所属を変えたという職歴であったりします。大学自体は講義や卒論は一切サボらず妥協せずに全力で頑張ってはいたのですが、講義やバイト以外の時間はDCDアイカツに全てを注いでいたからか、なんだかよく分からんうちに卒業していたという感覚だったりします。
従って、企業と相対する正社員採用を前提とした面接は、今回の転職活動で人生初の経験でした。
そんな経歴だったので、面接上でのルールやマナーみたいなものを全く知らないまま転職活動に挑むことになったわけですが、ネットで検索した時にノウハウをまとめている所で一番参考になったと感じたのがリクルートでした。
そこからリクルートの転職活動サイトである「リクルートエージェント」を知ったことで、信頼できるなとその時は考えてそこで転職活動をメインにしようと決めました。そして採用担当のアドバイザーの方の言葉を聞いたり自分なりに面接の対策なんかもしていたのですが、数カ月かけてそこから得られたものが選考の落選したという連絡通知だけという現実から、「なんか思ってたのと全く違うな」と感じるようになります。
そうなった最大の要因となったのは、「リクルートエージェント」の採用担当の人に言われた「私がおすすめする企業から是非応募してみてください」という言葉。結果的にこれが大きな罠でした。
「リクルートエージェント」の求人ページには「おすすめ企業」という項目があります。
企業があなたに是非選考を受けてほしいと勧誘している企業ということで、採用担当の人がチョイスして「ここに表示された企業を受けて行けば採用率は高いのかな」と自分は推測しました。
が、実際には全くそんなことはないどころか、むしろ選考するべきでない企業しか表示されていません。
まず、「リクルートエージェント」には登録時に給与や休日や勤務地などの指定がある程度可能なこだわり条件を設定できるのですが、「おすすめ企業」はその条件が完全に無視されたものが平然と出てきます。
それに対して採用担当曰く「貴方に最適な企業だけが表示されている」とのことだったのですが、前述のこだわりで選択していた給与から遥かに低すぎたり、全く希望していない業種が羅列されていたりなんてこともざらでした。
それでもおすすめしてくれたんだったらここから受けてみるかーで自分は「おすすめ企業」を中心に50社近く受けてしまいました。
そんな形で選考を受けた企業から、落選した時はその理由について軽く触れてくれることがあります(全く教えてくれない企業が大半です)。
その理由に「おすすめ企業」経由で選考を受けた何社からか「合致する人材ではなかったから」と言われました。
これを見て「最適な企業だけが表示されているとは一体何なのか」と自分は疑念を持つようになりました。
そしておすすめ企業の詳細をよく調べると、採用担当の人が人力で選んでくれたものではなく、なんとAIによって判別した企業を振り分けているだけというのが実情でした。最初の採用担当の言葉と完全に矛盾しているため、ここで自分は信頼を裏切られたような気持ちになります。また、「リクルートエージェント」はAIで面接練習が出来る機能なんてものもあるのですが、要するに人的な要素がサービス内にほとんどないんですよね。ほぼ全部のサービスをAIに依存していて、その補助を採用担当がしているみたいなそんな構造でした。
自分はAI自体に否定的なわけではないのですが、こだわり条件すらろくに理解せずに適当な企業だけチョイスしておいておすすめだの最適だのとは何やねんとなったわけです。それに気づくのに2カ月半かかってしまったのがここまで長引いた上に多くの会社の選考に落ちた理由だと分析します。
ただ、勘違いしてはいけないのは「リクルートエージェント」は所詮無料のサービスだということです。
どうやらこの手の転職サイトは企業が登録者を採用した時に諸費用を支払うというサービスのようなので、登録者から金銭が発生することはありません。無職の奴から金を取っても…ということでもあるのだろうが。
自分はMMORPGやソーシャルゲームの基本プレイ無料ものには大きな苦手意識があるのですが、無料ということは課金をしなければサービスの質が低品質であることと同義だからと考えるからです。無料なのは超お手頃な反面、やれることや提供してもらえるものに限界がある。「リクルートエージェント」もまさにそんな感じで、低品質で安上がりなサービスしか提供してくれなかったなという印象しか受けませんでした。
転職サイトよりもハローワークを利用すべし
自分は転職活動を開始した2か月半後くらいに、家から最寄りの「ハローワーク」を利用するようになりました。
当初は「リクルートエージェント」以外の転職サイトを増やす方向で検討していたのですが、結局はどの転職サイトも同じようなサービスしか提供していないのではないかと予想して、「ハローワーク」を選択しました。
「ハローワーク」を選んだ最大の決め手としては、「就職相談窓口」というサービスがあったからです。
それは、週1で定期的に「ハローワーク」に通い、担当者さんと転職活動の進捗や状況を相談することが出来るというサービスになります。
「リクルートエージェント」では、面接が終わった「後」にだけもし二次面接があった場合の面接対策の相談などはしてくれました。しかし、一次面接が落選すればそもそも相談はさせてくれませんし、メールの文面や電話越しでしかやり取りができません。履歴書や経歴書の添削なんかもしてくれましたが、それも最初の1週間だけで最終的には「その記述で問題ないです」としか言われなくなり、どうしてもアドバイスしてもらえる内容に限界があると感じていました。
一方の「ハローワーク」は面と向かって毎週決まった時間に対面で会話をしますし、求人を紹介してくれる際は初回に話した給与や休日などのこだわり条件を満たした企業だけしか絶対に提示しません。そして、「ハローワーク」の求人だけでなく「リクルートエージェント」の求人でも積極的に応募してくれと言われましたし、そこから応募した企業の詳細をお話すると、担当者さんが分析したその企業の長所と短所を分かりやすく教えてくれたりしました。
ウェブ上の文字でしか基本的にやり取りをしない「リクルートエージェント」と、対面形式で親身になって全力サポートしてくれる「ハローワーク」。どっちが自分にとって良かったかなんてもはや明白で、11月以降は「リクルートエージェント」は気になる企業の応募をするだけになり、採用担当と連絡することは全くと言っていいほどなくなったほどでした。
ただし、対面で会話することが苦手な人だって当然いると思います。
そういった人には、転職サイトの方が圧倒的に向いているでしょう。
しかし、それを踏まえても「リクルートエージェント」による登録者への支援は微々たるもので、自分にとっては大した助力にならなかったというのが本音です。それこそ所詮無料のサービスだからこそでしょう。ハロワも無料だがな。
一方で、自分の周りでは「ハローワーク」で就職活動して失敗した、という経験談も何回か聞きました。
「ハローワーク」の場合、求人の掲載が無料で出来るために非常識な企業が多く存在するようで。
自分を担当してくれた「ハローワーク」の「職業相談窓口」の担当者さんは、そういった非常識な企業は意図的に排除していると仰っていたので、上記の失敗を話している人は自分で求人を探している人達だったからなんだと思います。
また、求人と異なる内容や業務なのであればそれは違法なので、是非相談してくれてと仰っていました。
そういう部分で「職業相談窓口」で相談したことは本当に良い選択だったなと自分は思いました。
転職サイトの長所
自分には全く合わないと感じた「リクルートエージェント」ですが、良かった部分がたった1つだけあります。
それは、良くも悪くも全てデジタルで完結していた点です。
経歴書や履歴書はサイトに記述をまとめるページがあり、一度記述をまとめてしまえば選考を受ける際は事前に採用担当からその内容がすべて送られるので、一度準備してしまえば後は面接するだけの作業となります。企業への応募もクリックだけの数秒で出来るのでかなり簡単でした。
一方の「ハローワーク」では、これらを全て自分で用意しなければなりません。
履歴書と経歴書を全て自作して印刷をした後に郵便局に行って送るというのが基本的な流れです。
これに加えて、「ハローワーク」からの紹介状も同封しなければ選考を受けられません。紹介状は「ハローワーク」の担当者に連絡をすることでもらうことが出来るので、一社ずつ受けるのであればこれはかなり手間になります。
履歴書や経歴書の印刷代・証明写真代・封筒代に郵便局への郵送費用…と、選考受けるだけで結構なお金がかかります。貯金などが少なく余裕のない人には厳しいと言わざるを得ないでしょう。自分の場合、紹介状に関しては「職業相談窓口」の担当者さんを経由する形で一括でまとめてその場で印刷してもらうことで、印刷代はケチっていました。
ネット上に落ちている転職関連のアドバイスを鵜呑みにするな
ネットには、「転職 面接」なんて検索すれば何十万とアドバイスや対策についてまとめたページが出てきます。
ぶっちゃけてしまうと、そう言ったサイトは一切読んだり利用する必要は全くありません。
自分の場合、これらの対策に依存しすぎた結果、自分の本音を話さない形で受け答えしたことが圧倒的に多くなり、それが原因で選考に落選したと推測できる企業がいくつかありました。
新卒の就職活動では違うでしょうが、転職活動において企業が聞いてくることの9割がたこの3つです。
①何故転職しようと思ったのか?
②何故前の企業を辞めたのか?(辞めるのか?)
③何故その企業に志望しているのか?
それ以外の質問も当然してくることはありますが、選考においてそこまで重要ではありません。
その上で、①~③の理由は全て一貫しているかどうかが一番重要です。
これは極端な一例ですが、②の理由が給与面なのに③の企業の月収年収が前職以下であれば、理由が一貫していないですよね。
そういう受け答えをすると適当なんだなと思われてしまう。
自分の場合、①と②は一貫してどの企業でも答えは変えず、③だけ徹底して考えていく形で面接に挑んでいきました。
その③の考え方は、求人や企業のホームページをひたすら読み込むこと。
主に代表取締役の挨拶のページの内容は企業によって千差万別なので、そこを軸に③の理由を考えることが多かったですね。
この3つだけ前日に1時間くらいかけて考えたら、後はもう何も考える必要はありません。
最初の2カ月半は100個くらいある質問を全部暗記したりなんてこともしていましたが、全くの無駄な所業でした。
①~③しか9割の企業は聞いてこないからです。
それ以外に覚えることってぶっちゃけ邪魔な情報でしかなく、後の質問はアドリブで答えていけばいいだけです。
また、それ以外のネットのアドバイスも情報として入れる必要はありません。
それこそリクルートでもマイナビでもSNSでも転職のアドバイスをする情報っていくらでも出てきますが、面接をする担当者だって所詮は人間なんです。ネットに書かれているアドバイスが100点満点であるとは限りませんし、むしろマイナスになることだってあります。
実例で話すと、自分はSNSで「企業理念について語りだす奴は選考を落とされて当たり前」という文言を見たことありました。
しかし、自分は前述の内定をもらった3社は共通して全て企業理念を志望理由に繋げたことで内定を貰っています。それがダメな企業もあれば良い企業もあるということです。自分が求人や企業のホームページを見て感じたことに繋げて伝えることが一番大事なんだと思います。
…もっとも、これも自分の経験談を元にまとめている話なので、これらの話を鵜呑みにする必要も全くない。結局はその人がベストだと思うものを都合よく取捨選択して挑むのが一番だってことです。
オンライン面接をする企業は信頼するな
これも自分の経験だけの話なのかもしれませんが、オンライン面接はハッキリ言ってクソです。
対面のコストをケチっているコスい企業がやっているイメージしかありません。
例えばテレワークがデフォルトの企業なんかであればオンライン面接でも問題ないのでしょうが、直接会社に行って働く形の企業なら対面で面接してる企業を選んだ方が良いです。どうせ最終的には顔合わせてお話するんですからね。
まずオンライン面接は、電波の影響でお互い100%の気持ちで対話することが出来ません。それはこちらのPCやスマホが原因かもしれないし、企業の原因かもしれない。
音が飛び飛びになって面接担当の人が何を伝えたいのかが分かりづらかったり、逆も然りということが平然と起こり得ます。
自分の場合SwitchやPSのネット通信でラグがほぼ発生しない有線接続のパソコンで面接を受けるという徹底した対策を取ったにも関わらず、こういったことが平気で起きていました。企業側の通信環境がクソだったとしか思っていません。カメラで写る面接担当の方々のほとんどはノートPCの無線接続で話しているような人ばかり。そら通話が飛び飛びになって当然だろうみたいな環境です。
それでいて音が飛び飛びで面接の質問が聞き取りづらかった場合はこちらが不利になってしまいます。相手は質問聞いているだけだからいいかもしれないけど、選考受けてる側が不利であることが当たり前なのがすでに理不尽さが際立っていると思います。
また、パワーポイントなどを使って企業説明をすることもあるのですが、書いてあることや説明していることの9割9部は求人やホームページに記載されていることをただ読み上げているだけです。これだけで15~20分くらいかけられることがあったのですが、ハッキリ言ってこの時間が無駄にしか感じない。
求人に記述のないことを説明してくれるなら理解できますが、調べれば出るようなことをいちいち話してくるのがどうしようもない。さっさと面接しろと何度もイライラさせられたことがありました。
対面でもこういった企業説明が全くないわけではなかったんですが、さっさと切り上げて質問に入る企業が多く、ダラダラと企業の話だけで時間稼いでいた面接はオンラインの方が圧倒的に多かった印象です。
自分が実際に体験した非常識な企業の一例
ここでは、自分が実際に選考を受けて存在した企業の実例を紹介します。
大半の企業は自分の力量不足や合致している人材じゃなかったからの落選だったのは間違いないのですが、正気を疑うような企業があったのも事実。こういう企業が平然といるんだってことでまとめます。
ちなみに紹介する企業は全部「リクルートエージェント」で選考を受けた企業です。「ハローワーク」で受けた企業にこういった企業は一切ありませんでした。
・採用の通知は一週間と求人や面接時に説明していたのに、実際には一ヵ月後になって通知が来る
「リクルートエージェント」の選考は、採用担当からメールで合否の結果が来ます。
自分の都合で企業に内定が決まったかどうかを聞くことは出来ないということなのですが、選考の合否の発表については求人ページに必ず記載があり、大体の企業は一週間前後で教えてくれます。
早いとこだと選考終わった1時間後に二次面接の日程を聞いてくるような企業もありました。
しかし、求人ページに「面接後一週間で内定通知」と記載があり面接時にも同様の説明があったにも関わらず、実際の結果が出たのは一ヶ月後だったことがありました。
これはその企業に対する志望度がそこまで高くなかった=合否がどうでも良かったから自分から一週間以上経過した後にどうなったのか聞くことがなかったから起こってしまった事例なんですが。
だからといって、求人や面接での説明よりも異常なまでの時間が経過した後に合否の連絡をするような企業なんて、こっちから願い下げじゃという気持ちにさせられました。
これをおかしいとも思わない「リクルートエージェント」の採用担当もちょっとどうなんだと思いました。
合否についてこっちから聞けないというのも軽く理不尽にも思えてきますが、仲介を通してるという部分でこういう煩わしさが出ていると思われる。
なお、「ハローワーク」は逆に自分と企業でしかやり取りをしないので、こういったことは絶対に起こりません。
・女性しか従業員のいない企業の書類選考が通る
従業員数十人全員が女性だけの企業の面接に行ったこともありました。
求人からは絶対に読み取れなかった情報であり、面接中に担当の人の口から告げられた時唖然としました。
男女差別の観点から、男だからという理由でNGを出すのは違うんでしょうけど、書類選考が何故通ったのか自分には全く理解が出来ませんでした。
面接の企業説明でも女性が働くことが大前提であるかのような口ぶりであり、なんで自分こんな企業の面接受けているんだろうという気持ちにしかなりませんでした。本当に採用する気があったのか疑わしい。
なお、その企業も「採用の合否は一週間以内に答える」と言って実際には10日後に自分から聞いたことで返事がくる形でした。
基本的に、企業側から合否の連絡に積極的じゃない企業は行くべきじゃないでしょう。採用する気がないってことの裏返しでしょうからね。
・必要書類に履歴書や経歴書と記述があるのに、面接時にいらないと言われる
「リクルートエージェント」の適当さを象徴するエピソード。
面接の日時の連絡の中に「持ち物」という項目が必ずあるのですが、
・リクルートエージェントに提出している書類
・筆記用具
・履歴書
・経歴書
と記述があるんですが、全部面接中に使ったことがありません。
「履歴書を用意しろと言われて持ってきたのですが」と伝えても、いらないですとしか言われない。
これ、「リクルートエージェント」が過去のテンプレートの文章をそのままコピペして適当に貼り付けているだけなんですよね。
企業とも事前に話したりもしないから、特に気にせずそのまま文章に入れているのでしょう。
このせいで、履歴書や経歴書の印刷代や履歴書の証明写真代がかなり無駄になったんですよ。
ただでさえ無職でお金ないってのに無駄な出費しやがってと自分は「リクルートエージェント」の担当にクレーム入れたレベルで許せなかったです。
こういう適当な対応からも「リクルートエージェント」のやる気のなさが出ていますね。
・求人には面接〇回しか選考はないと書いているのに、書類選考が通った後になって適性検査や謎の自己PR動画の撮影を強要させられる
対面の面接1回しかありませんが実際は2回ありますとかなら自分は全然良かったんですが、「適性検査が実はあるから受けろ(求人に一切記載なし)」「転勤が嫌な理由を伝えろ(転勤ある企業は選考を受けたくないとこだわり条件に設定しているからこんなこと聞いてくる企業の書類選考通っているのがそもそもおかしいしこれも求人に一切転勤の記載はなかった)」と、まるで後出しじゃんけんのように理不尽な条件を採用担当から告げられたこともありました。
もっとひどいのは、「メールに記述されている10個の質問に対する回答を動画撮影して回答しろ」とかいう意味の分からない提出物があったこと。これ、求人で隠しているのはなんでやねんって感じだし、普通に面接で聞けばいいことだろとしか思いませんでした。
当然、「条件とは違うので選考は辞退します」の一点張りでこれらの企業は全て受けませんでした。採用担当が自分のこだわり条件を全く理解せずにとにかく適当な企業を最適だおすすめだと言ってごり押して紹介しているということがよく分かりますね。
・求人情報と全く違う条件であることを面接時になって伝えてくる
これは本当に滅茶苦茶多かったです。
給与が異なる・勤務地が本社からかなり離れた支社になるといった些細なものから、求人と180℃全く違う業種の募集だと面接中に言われたこともありました。当然面接中の会話が噛み合わないわけですが、面接担当はそれを常識のないバカが面接受けに来やがってというような態度で応対してきて(ヘラヘラした態度で質問をしてきたり質問の返答を鼻で笑ったり等)、非常に不愉快でした。
個人的に最悪だったのは、車の免許が実は必須だったと面接中に言われたパターンです。
自分は車の免許は持っているんですが、もう5年以上運転していなかったりします。その影響もあり車の免許が必須ではない企業を探していたんですが、採用担当からすればそんなことは知ったことかと言わんばかりに、実は運転免許必須だったみたいな企業にたくさん選考を受けるハメになりました。これが原因で落選した企業も何社かあると思っています。必須ならなんで求人に書かねーんだよと思い返しても腸煮えくりかえりそうですね。
採用担当にも免許必須の企業おすすめされても困っているからそういう企業は一覧に入れないでほしいと言ったんですが、あんまり効果はありませんでした。
最後に
色々とまとめてきましたが、「リクルートエージェント」は自分にとって最悪のサービスだったなというのがとにかく伝えたいだけの記事でした。ただ、周りの話を聞くと「ハローワーク」の不評な言葉もたくさん聞くので、結局はその人の相性次第なんでしょう。「リクルートエージェント」は転職するなら絶対に使わない方がいいです。自分は最初から「ハローワーク」で探していれば、もっと早く見つかったと確信しています。
それぞれに適した形で転職頑張ってくれよなということで〆ます。明後日から5カ月弱かけて見つけた企業での仕事を頑張っていきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました!