
全く別作品同士だが「展示イベント」って部分で共通してるのでまとめて紹介する。
アイカツ衣装展の話だけ見たい人用
超クウガ展

今年25周年を迎えた「仮面ライダークウガ」の展示イベントで、東京ドームシティにて開催。
Youtubeを一緒にやっている俳優の友人と一緒に行ってきました。
クウガは自分が幼稚園年長の卒園手前で放送が始まった作品であり、当時リアルタイムでも見てました。
実家にDVDも全巻所持しているので何週もしているくらい好きなライダーだ!
余談ですが、自分は年齢的にクウガで義務教育がはじまり、ディケイドで義務教育が終わっている世代だったりします。
自分の人生は平成ライダーと共に歩んできたと言っても過言ではなくて、令和となり25年経過した平成以降のライダーのテレビシリーズは今でも追いかけ続けるほどのライフワークでございます。来週もガヴの映画見に行くでー!
イベントでは撮影OKとNGの箇所が半々あり、NGの箇所は企画段階の時代の資料をはじめとする文字関連のものが大半。
OKの箇所は等身大ジオラマの部分でした。
最初のクウガに至るまでの企画段階の資料コーナーでは、噂に聞いていた「仮面ライダーガイア」という仮称が本当だったという部分が一番の衝撃だった。ネットでは「ウルトラマンガイア」との競合もあって没になったという話が流布されているがこれは正確ではなく、「真・仮面ライダー~序章~」の続編企画である「仮面ライダーガイア」が完全新作の「仮面ライダーXV(クロスブイ)」へ発展し、最終的に「クウガ」に至ったことが真相とのこと。
また、「XV」の時代には棒・銃・剣を使って色が変わるライダーが出てくるという「BLACK RX」を発展させたような仕様がすでに出来上がっていたが、世界観重視を理由に銃は弓に切り替わった等の詳細が、企画書の記述やビジュアルと共に鮮明に解説されていたりした。裏設定や実際の作品に至るまでの流れを知ることが好きな自分にはたまらないコーナーだった。




次にテレビシリーズに登場した順番でのジオラマでの振り返り。
グローイング→マイティ→ドラゴン・ペガサス・タイタンの亜種フォームたち→ゴウラムとライジング4種類とアメイジングマイティ
という順番で振り返りつつ、間に全エピソードの台本の実物の展示なんかもあった。
このあたりの解説は何回も本編を見た自分としては分かる分かるといった所で懐かしさを感じた。

そして順当にアルティメットのジオラマ…とはいかず、ここからはポレポレの再現空間・グロンギの解説・全シナリオ解説パネルへと続いていく。
グロンギの解説コーナーでは、このイベントで初となる「バラのタトゥーの女」こと「ラ・バルバ・デ」のグロンギ態がジオラマになって実体化(ただし撮影NG)。個人的にはかなり刺さるデザインで是非本編に出てきてほしかった感。どうやらテレビシリーズから設定自体はあったみたいでお蔵入りとなった劇場版クウガでの登板も考えられたようだが、スタッフ内で納得のいくデザインが当時作り切れず劇場版共々没になったようだ。
この機会に陽の目に出てくれて本当に良かったなぁ…(しみじみ

そして最後は第48話の伝説の名シーンを再現したジオラマ。
ここは特に来場者の中でも大きな盛り上がりを見せていた印象。個人的にはプロデューサーの高寺さんと脚本の荒川さんの対談が掲載されたパネルで「五代雄介は本来死ぬ予定だった(が、オダギリさんの作った五代を1年間見てきて殺すオチは没になった)」という衝撃の内容を語っていた部分が強烈だった。
これもまた1年間を通じて設定が大きく変遷したライブ感を象徴するエピソードだったんだなと。

最後は物販コーナー。大混雑で1時間近く並んで買ったぞ!
前述のバルバのグロンギ態のグッズ(画像一番左上)はこれしかなかったので即刻買ってしまったよね。
ファンには素晴らしき展示の数々だったわけだが、何より自分が驚きだったのは来場者の客層だ。
自分と同じくらいの30代の人間が一番多かったものの、親子連れの方も多く25年前の作品とは思えないほどに老若男女が集結していた。
今の子供がクウガを見ることがあるのかと自分は疑問だったが、昨今はサブスクリプションが当たり前。
自分がケーブルテレビで昭和のテレビアニメを見て育ったように、映像作品って気軽に視聴できる手段があれば世代ってあんまり関係ないんだよなということを身をもって知った。
クウガ=五代君が1年間命をかけて守った青空は、こんなに多くの人間を感動させていたんだということが身をもって知れる素晴らしき展示だった!
オールアイカツ!大衣装展!!

あかりジェネレーションの総集編映画の記憶も新しいアイカツ。
今の地元である横浜駅の隣にあるアソビル直結の「YOKOHAMA COAST」にて展示イベントが開催されていた。
自分が気づいたのは開催1週間目ごろで、2週間の開催のうちの最終日から3日前に滑り込む形で何とか参加できた。
アソビルは主に飲みに行ったりご飯を食べに行ったりする場所として自分の中ではお馴染みなのだが、まさかこんなイベントがあるなんてと驚いた。
展示内容はタイトル通り、リアルライブで使用された衣装の展示となる。
歴代テレビシリーズのOPをBGMに、全シリーズのほぼすべてのライブ衣装がこれでもかと詰め込まれた空間だった。
自分は「フレンズ」の時期からアイカツのリアルライブは何度か行くようになった人間だが、ライブでお馴染みの衣装から「え、あのコーデもライブ用のものがあったの!?」といったものまで非常にたくさんの衣装が展示されていた。
全て紹介するには膨大な写真数になってしまうので、特に自分が好きなコーデを厳選して紹介。

キュートからは「ホワイトスカイヴェールコーデ」
これは「初代アイカツ」2代目主人公大空あかりの切り札とも言えるプレミアムレアドレス。
アニメのラストバトルであるスターライトクイーンカップにてあかりが出したフィーバーアピールは最高すぎた。
最近だと「あかりジェネレーション10周年」のイベントでも使用されていましたね。

クールからは「ゴスマジックコーデ」
空前絶後に大人気キャラの藤堂ユリカの最初のプレミアムレアドレス。このコーデは間違いなく全クールのアイカツカードで一番人気があるだろう。「オンパレード」で真っ先に再録されたコーデだったり、アイカツカードのシングル価格でも1枚1000円×4枚で取引されていたほど(通常のプレミアムレアドレスは100~200円前後だと思ってください)。

ポップからは「ピエロカーニバルコーデ」
「初代アイカツ」第1期後半のレギュラーキャラである一ノ瀬かえでのプレミアムレアドレス。
自分が全アイカツ衣装の中で一番好きなコーデです。
データカードダスでも一番使用回数が多いコーデでした。
カラフルな配色やバルーンが装飾に使われていたりと派手を地で行く部分が目を引くんだよなぁ~…
ここだけで数分立ち止まって見続けていたほどお気に入り。

セクシーからは「ベイビーデビルコーデ」
「初代アイカツ」第4期に登場した最後のレギュラーキャラと言える白樺リサのレアドレス。
データカードダス版は玩具屋で販売していたコーデセットについていたプロモコーデでした。
ドーリーデビルのコーデはマージーでセクシーの極み。写真撮らなかったが「シルキーラブデビルコーデ」なんて稼働当時ランジェリーじゃないのかなんて意見が出ていたほど。


そして最推しキャラのコーデということで「マゼンタイルミナコーデ」と「ミスティックイエローパープルコーデ」
それぞれ「フレンズ」の天翔ひびきの使用コーデ。前者はスタイルドレス・後者はベストフレンズドレス(ゲームシステム上はそれぞれレア・キャンペーンレア)になります。
どちらもライブで日笠陽子さんが着てライブをした記憶が鮮明に思い出されて感極まりそうになってしまった。
自分にとっては聖装と言っても過言ではない代物ですよ!!!



最後はこのイベント用に描き下ろされたキービジュの等身大POPや関係者からのメッセージが並べられておりました。
毎回この歴代主人公たちが集結しているビジュアルを見る度に、「フレンズ」のみおのイレギュラー感がええなぁと思えてくる。全員キュート属性な中で唯一のクール属性の主人公なんだよね(「プラネット」のハナは正確にはキュートではないが、キュートっぽい属性に見える)
ただし、今回のキービジュアルは珍しくライバル先輩キャラの「初代アイカツ」の美月や「スターズ」のひめがいるので全員主人公ではないのだが。
展示コーナー出た後の物販コーナーはランダム商品ばっかりだったのであんまり購買意欲がわかず。クリアファイルとフレークシールと缶ケースだけ買いました。
アニメキャラで言えば「フレンズ」の天翔ひびきが最推しだったりしていくつかあったのだが、とても引き当てる自信はないのでスルー。確定で選べるんだったら喜んでいくつでも買ったのだが。
最近ホロライブでもランダム商品で炎上していたが、自分も否定寄り。
商売する人間の視点に立てばランダム商品で出す気持ちが理解できなくもないのだが、自分は消費者側の人間なので…
メルカリやアニメショップで中古品の方が圧倒的に売れるのは、こういう所じゃないのかとも言いたくなる。おまけに施設周辺でトレード禁止まで出していたので余計に買う人いたのだろうかと思ったほど。
完走した感想としては、アイカツは女児向けなので当然イベントでも女性比率の方が高かったわけだが、その中でも女子高生の多さに圧倒された。
女子高生ということは16~18歳だと推測されるが、ちょうど「初代アイカツ」をリアルタイムの時に女児として楽しんでいた方々になる。
アニメの展開が細々となってしまっているものの、今でも女性の最先端アニメコンテンツとしての人気があるのか、という驚きを30代のおっさんは一人でしていた。お、男もいないことはなかったんだぞ!ライブなんかでは男女比率は2:3くらいでそこまで絶滅危惧種ってわけでもないから…(震え声
余談だが、この前アイカツで知り合った友人(男)と飲みに行った時「(YUNOは)プリキュアやアイカツが好きであることを誰にも隠さないことがすごいと思う」って唐突に言われたのだが、曰く「アニメ好きくらいなら周りには話せるが、女児向け作品好きなことを明かすのはかなり抵抗ある」ようで。
アニメのジャンルで隠す隠さないみたいなのは考えたことすらないな。
そういうことでドン引きするような人はどんなアニメでも引くんじゃないかなという人生経験があるので。
まぁ、自分の家族の話なのですが。
次の展示イベントは「スーパー戦隊展」に行く予定だ!これもめっちゃ楽しみ!
最近になって過去のスーパー戦隊が非常にアツいので!今メガレンジャー見てます!ゴジュウジャーも面白い!!!