はじめに
今回は映画の感想を中核に、関連作品である漫画の感想も加えた二本立てになっております。
映画の感想だけさっさと読みたい人用
10月はガルクラ→アイカツプリパラとほぼほぼ週1ペースくらいで映画館に通っておりましたが、その〆が本作となりました。
映画の大元である「ゾンビランドサガ」は第1期が2018年、第2期「リベンジ」が2021年にそれぞれ放送された深夜アニメシリーズになります。
自分の中でゾンサガは、2010年代後半・2020年代前半に放送されたアニメでどちらも上位に入るくらい好きな作品。第1期に関しては上京したての頃に放送していたこともあってかまだサブスクを頻繁に使用していなかった時代だったので、TOKYO-MXの本放送を途中から録画して見ていたことが思い出深いです。
そもそも自分は第1話からリアタイしていたわけではなくて、第1期の第8話が地上波初放送された2018年11月22日にはじめてその存在を知りました。当時のTwitter(X)のフォロワーの中で同時期に放送していた「SSSS.GRIDMAN」と並ぶほど高い人気を誇っていたんですが、この日に放送された第8話では星川リリィの正体が発覚した回で、自分のタイムラインが軽いお祭り状態みたいになっていました。そこから強烈な個性をひっさげたアイドルアニメがあることを知ったと同時に、アイカツで卒業論文書いたくらいアイドルアニメ好きな自分としてはチェックすべきと使命感を感じ、後追いで視聴して一気にハマっていきました。
さて、これは自分の周りだけだと思いますが、ゾンサガの盛り上がりはこの第1期が一番頂点でした。
第1期放送から約3年後に「リベンジ」が放送開始したんですが、こちらは当時自分の周りでは見ていた人が全くいませんでした。これは、続編までのブランクが長すぎたことによる弊害と、サブスク配信がアマプラとアベマでしかしばらくなかった(他のサブスクでも後追い配信していたのだが、放送終了直後一時的に配信終了していた時期があった)ので、1期見た人にイチオシするのもハードルが高いという妙に敷居のあるアニメだったことが原因と推測。
そして、自分は「リベンジ」も全話TOKYO-MXの本放送でリアタイしましたが、最終話の衝撃はかなりのもので。まぁゾンサガだし…というだけではさすがに説明できんだろこれという結末でした。それだけに、多くのファンが続編は当然やるんだろと思っていたはず。
それから第2期放送同年に開催されたライブの方で映画化が決定したとのことでしたが、まさかそこから4年も待たされるとは思いもしませんでした。第2期までの監督を務めていた方がゾンサガの制作会社を退社されてしまったことや、同社制作の「ユーリ!!! on ICE」の劇場版が長い沈黙の末に頓挫したといった背景もあり、今年の2月まではゾンサガの映画もお蔵入りになったのではと疑っていた時期も自分の中にありました。
しかし、そこで終わらないのがゾンサガ。今年の3月に突如特報が流れた時はそれだけで涙が溢れてしまった。
どんなにどん底に落ちても這い上がってくるというのは作中でこれでもかと描かれていたことですが、まさかメタ的な意味でもそんなドラマが生まれるとは。公開前に本作のPVが公開されると、ファンの誰もが待っていただろう山田たえが人語を話す衝撃のシーンがありました。それに関連して、以前たえのことを調べていた時にたえの過去を描いた外伝の漫画作品があることを知ったことをふと思い出しました。これは映画に大きく関連しているのではないかと予想して、公開当日の映画観劇3時間前にKindleにて全巻購入。漫画を読んだうえでそのまま映画館に直行しました。
今回はそんな漫画と映画の2作品分の感想をまとめます。
感想(ザ・ファースト・ゾンビィ)
「ザ・ファースト・ゾンビィ」は、第2期「リベンジ」の本放送終了直後から約1年間ウルトラジャンプで連載されていた漫画作品になります。
1989年という本編の30年前の作品で、アニメでも断片的に語られている本作最大の敵といえる「佐賀の呪い」の1つ「サガコ」と呼ばれる怪異と戦う「佐賀サガコバスターズ」という勢力の物語です。たえはサガコバスターズの構成員のヒロインポジションで、主人公は巻き込まれ型の本作オリジナルキャラの栄吉という青年になります。
そもそもゾンサガにおける1989年という年代設定は絶妙で、フランシュシュメンバーでは純子とゆうぎりがその前に生まれているものの、すでに亡くなってから大分後の時間軸であり、それ以外のメンバーに至っては生まれていません。つまり、たえが他のフランシュシュのメンバーの生きている時期と全く被ることがない時代設定になっています。
たえの生前の過去が描かれた作品なのですが、舞台が本編の洋館がサガコバスターズの拠点になっていることをはじめ、徐福をはじめとした様々な本編の登場人物が登場。純子のことが話題になるシーンもあります。テレビシリーズ本編の要素も幅広く拾っているので、「リベンジ」まで見ていれば「あっ」となる要素が数多く外伝としての解像度は高いです。
バトル漫画的側面が強いのですが、映画の前に発表された作品において山田たえがまともに人語を話し人間と意思疎通している描写があると言うだけで衝撃の作品でした。
そして、生前の山田たえは本編の奇行からはとても予想だにできないような凄惨な過去を持つ陰のある女の子として描かれています。具体的には、幼い頃に両親が近所の大人たちにサガコを研究する様から奇異の目で見られた挙句サガコに惨殺されてしまい、たえはサガコを滅する復讐心だけで生きる復讐鬼となっております。戦闘技術なんかもその影響で身に着けたもののようで、バスターズの中でも実力は最強の司令塔のようなポジション。今こうして書いている自分が見ても意味が分からない。これゾンサガの外伝なのか?とか山田たえってそんな子だっけ?感が異常。だがそれがいい。
でも、ゾンサガという作品は本編から良い意味で何でもありな作品なので、読んでいけばすんなりと頭には入ってきました。そういう殺伐とした過去を持つという部分でゆうぎりに似たものを感じましたが、ほぼ孤独に最期まで生き続けたゆうぎりに対し、たえはバスターズという志を共にする多くの仲間がいたという点が大きく異なります。たえは確かにメンバーの中で最強ですが、基本的にはバスターズのメンバーたちと協力し合ってサガコを討伐する流れとなっており、仲間たちと共に成長して強くなっていくオーソドックスな物語となっています。
さて、外伝というだけあって本編に登場する様々な脇役が登場しているのですが、ゾンサガの本編内で0号=たえだって気づかれてもおかしくないのでは、という新たなツッコミどころが自分の中で生まれました。ただ、あれだけ世間では有名だった水野愛=ゾンビィ3号だって気づいてる人がごくわずかという描写から見ても、ゾンサガの世界観においては特におかしくはないのかもしれない。
もう一つ、この漫画の主人公である栄吉とその姉の裕子はラストまで佐賀に残って暮らしているのですが、亡くなっていないなら本編にいてもおかしくはなさそう(年齢で換算すると50歳前後と思われる)であり、あの二人はその後どうなったんだろう。たえを守り切れず自責の念に駆られる〆からの這い上がりが来るような描写がされているだけに、その後彼がどういった道を歩んだのかはかなり気になるところだったりしました。他のバスターズのメンバーのその後が描かれていて佐賀を離れて別の道を歩んだことを描いていただけに何故主人公らは不明瞭なんだろうと。
後、単純にたえが何故亡くなったのかについては明確には描かれていません。サガコの元凶と和解した時に相討ちになったようにも見えるし、その後何らかの要因で亡くなったように見えなくもありません。何が死因であったのかは分からないのは良くも悪くもゾンサガらしさがあると言えるのだろうが、モヤモヤしたのも事実である。
謎の多さに定評のあるゾンサガの一端が垣間見えるという部分では大きな価値のありますが、逆を言えばゾンサガの外伝としての色が強いので、本作単体で見るならよく分からない凡なバトル漫画としか思えないかも。
要するに、ゾンサガが好きなら読む価値が大きいですが、単一の漫画として見るならいたって平凡な妖怪バトル漫画という印象。本編はアイドルものの要素が強いだけに、その外伝で妖怪と殺し合いしてるバトル漫画っていうのは別物すぎてそれだけで衝撃の作品には思えるのだが…ゾンサガだしねで片づけられるのがこの作品の恐ろしい所ですね(!?)
つまり、ゾンサガの外伝として読む価値は大いにありますが、単体の漫画としては凡に尽きるという結論。
次項で語る映画のパンフレットで、監督やたえ役の三石琴乃さんをはじめとした多くのスタッフが語っていましたが、映画のシナリオ上において本作は重要な核を担っています。劇中でついに映像作品ではじめて覚醒したたえの姿=本来の彼女の性格や言動がついに描写されたわけですが、口調や性格のベースはこの漫画のたえそのものです。映画の描写においても、
・洋館にフランシュシュが住み着いていることや過去の経歴や戦闘技術の高さについて聞かれた際に「かつてこの洋館で仲間たちと共に佐賀の為に戦っていた」とだけ語る
・漫画内で純子の話題を出したことに関することを踏まえた純子とたえの会話
等、本作の展開を匂わせております。映画の本筋に関係がないのでこの語りだけで詳細は省いたのでしょうが、たえの過去が映画で描かれることを期待した層からすると肩透かしを食らうかもしれない。ゾンサガや山田たえが好きな人は勿論、映画のシナリオをより楽しむために、本作を読むことは非常に大きなポイントになることは間違いないので、ゾンサガ好きには間違いなくイチオシできる作品です。映画の前に読むことを可能ならば推奨したい。ただし、知らないと映画の内容が理解できないってことは一切ありませんが、映画で説明のなかった設定の補完やたえが何故あのような性格であったのかがしっかりと理解できる内容の外伝なのは間違いないです。
感想及び考察(ゆめぎんがパラダイス)
この記事の本題に入りましょう。
本作は第2期「リベンジ」から約4年経過した後日談となります。第1期が2018年・第2期が2020年3月で本作がその4年後になるので、ほぼほぼ現実と時系列はリンクしています。
しかし、第2期まで見た人はまず最初の数分で頭にハテナマークがつくでしょう。自分は冒頭に(「リベンジ」に対して)
「最終話の衝撃はかなりのもので。まぁゾンサガだし…というだけではさすがに説明できんだろこれという結末。」
と記述しているように、本作はこの「リベンジ」ラストの結末の描写をガン無視した上で物語がスタートします。
「リベンジ」のラストでは、タイトル通りフランシュシュのリベンジライブを絶望的状況下で大成功を収めて大団円の〆なのかと思いきや、ライブが終わった後に突如佐賀の上空にUFOが出現し佐賀に攻撃をはじめて地上が大爆発を起こして完結という、俺たちの戦いはこれからだエンドになっていました。
そのような終わりだっただけに「続きはないの?」と誰もが突っ込み、当然本作ではそれが描かれるだろと思われたわけなんですが。そのアンサーとなることを予想された本作の冒頭では、テレビシリーズの名物「これまでのゾンビランドサガ」を2期までの話と4年間の話を2分弱でさくらが語るシーンから始まりますが見事なまでの「リベンジ」のラストへのガン無視具合。「いや俺たちが知りたい物語描かないんかーい!」と幸太郎のように突っ込みたくなること間違いなしですが、そんなことは想定済みだろと言わんばかりのオチが待っています。本当にこういう予想のつかない展開の畳みかけは第1期からの変わらない魅力だ。
そもそも第2期「リベンジ」のラストの展開(UFOの襲来による攻撃)は、実際に起こった出来事ではなくイメージ映像だった、という事実がパンフレットのビジュアル解説の項目でハッキリと記述されています。
ただし、映画の映像を見ただけであればこれがブラフだったと気づく人はほとんどいないでしょう。そのカラクリは、本作の中盤の方で登場するフランシュシュの新曲のMVが写るアドトラックが描写されている所で分かります。要するに「リベンジ」のラストに描かれたUFOはフランシュシュの新曲のMVの映像の冒頭を流しただけだったということのようだ。
UFOが襲来して佐賀を襲うという部分については確かに本作で実際に発生するシナリオなんですが、「リベンジ」に出てきたUFOと本作に登場するUFOはデザインが異なっているのがその根拠。
元々「リベンジ」のオチのUFOの襲来は、過去のゾンビ映画やシリーズものの洋画あるあるの「続編をあえて匂わせる描写を置いて〆る」ってことをやってのただけであり、その後の作品展開においてどういった形で生かすのかというのは特に決めていなかったというのが実情のようだ。結果的に本作では本当に佐賀にUFOが来て一騒動になっているのだからかなりややこしいんだよなこれ
そういえば第1期OPの「徒花ネクロマンシー」も何も知らなければヒーローものやロボットもののOPにしか見えないといった、フランシュシュのMVの奇抜さは前例がしっかりあるので、言われてみれば納得できてしまうのも面白い。
そんな感じで約4年待たされた「リベンジ」のラストの回答はフェイクという幕引きで良くも悪くも驚かされたわけですが、本作はそんな所は序の口と言わんばかりのとんでもないてんこ盛りの内容となっております。
最大の特徴として、本作は「リベンジ」まで核となっていたアイドルアニメとしての要素がほとんどありません。正確には、アイドル要素は冒頭にごくわずかとラストのライブシーンにだけ究極に集約した形でありますが、それは本編全体の1割くらいの話で残りの9割はSFアクションとなっています。このアニメってアイドルアニメなんじゃなかったっけ!?いいえ、映画はただのアクション映画で間違いありません。この滅茶苦茶さも、アイドルアニメのルールやセオリーを当たり前に破り続けてきたゾンサガにだからこそ出来る所業そのもので、そんな別物具合でも作劇として成り立っているし面白いのだから恐ろしい作品である。見ごたえのあるアクションシーンにド肝を抜かれました。フランシュシュの7人をはじめ、これまで物語を彩ったゲストたちも皆が結託してエイリアンと奮闘する様は佐賀の為に戦ってきた者達の意地や底力を感じられて、とてもアツい展開でした。
物語は佐賀県民VS佐賀に襲来したエイリアンという構図ではあるものの、ゾンサガらしい型破りな面白さは顕在していると特に強く感じたのは、フランシュシュの行動原理です。
記憶を取り戻し覚醒したたえは、サガコとの戦い(=ファースト・ゾンビィの物語)から佐賀を守るために命を賭ける戦士としての一面を見せ、エイリアンを倒すために全力で戦います。
一方のたえ以外のフランシュシュのメンツは、そんなたえを連れ戻したいという部分が終始一貫していました。劇中の彼女たちのやり取りを聞いていても、「エイリアンをやっつけたい」「佐賀を守りたい」といった旨の台詞は一切ありません。予告の「必ずたえを連れて戻れ!」という幸太郎の台詞にもよく出ていますね。ただし、たえの行動を否定しているわけでもないので結果的にフランシュシュはエイリアンを倒す流れに向かっているだけなんですよね。こういう部分にフランシュシュ独特の価値観や型破りな物語の面白さとしての要素を引き立てていました。
テレビシリーズで何げなく描かれていた、たえの奇行を受け入れるさくらという二人の距離感は本作では重要なファクターとなっています。例え記憶が戻って常人となってもたえの心の中でさくらを受け入れて絆を深めていく様は必見の価値ありです。
そして、全体の1割くらいに描かれているアイドルものとしての要素は、内容こそ短いもののその魅力は決してテレビシリーズに引けを取りません。冒頭の3DCGではないデジタル作画での「冒険ズンドコドン!」のライブシーンの描写が衝撃。そこからエイリアンとのバトルがすぐ始まるのでこの映画テレビシリーズで素晴らしかった3DCGのライブシーン存在しないのか…?なんて杞憂しましたが、最終的にはラストにしっかりライブしております。何よりも、覚醒したたえが0号としてフランシュシュのライブでしっかりダンスを踊ってボーカルも務めているというゾンサガファン感涙のご褒美のようなサプライズが。作中のデスおじのように自分は感動してしまった。遡るならば第1期からずっと見たいと思っていたシーンそのものだったからなぁ。
本作オリジナルの楽曲はどれも良い曲揃いではあるものの、テレビシリーズの楽曲の使い方も絶妙です。アイドルアニメ要素は全体でかなり薄いので過去の曲は本編の挿入歌で採用されています。第1期OPテーマの「徒花ネクロマンシー」はエイリアンとの最終決戦で流すのもベターながらチョイスが最高すぎた。
本作は第1期の終盤のさくらのエピソードで描かれていたゾンビの記憶の概念も印象的でした。ゾンビの記憶が蘇ることと失うこと、それぞれに個人差はあれど物語が大きく動き出す所で描かれるわけです。結局の所たえだけ何故ここまで長期に記憶が蘇られなかったのかと、逆に本作のラストでまた失うこととなってしまったのかの具体的な理由は意図的に明かされていません。パンフレットでは自由に考察してくれとのスタッフとの言葉がありましたが、ここまで作品を引っ張っても根本の設定部分で分からんところが盛りだくさんというのもすごい作品だよなぁ。漫画を読んでいないとたえのバックボーンが分からない部分も含め、これまでの謎の答え合わせを求めているのであればイマイチかもしれません。これ以外にも匂わせておいて明らかになってない謎はまだまだありまして。例えば、最終回恒例の幸太郎とさくらの関係性についてはより分かりやすく今回描写されているが詳細は分からずじまい。今後の展開を踏まえた上ではありますが、こういった謎の解明に面白さを見出している人には勿体ぶっているように思えてしまう所も。それでも、たえの内面がやっと描かれた本作のようにゾンサガのこれからが続くことを考えれば気にならないかも、
総評
初発表から3年半続報がなくお蔵入りすら感じられた本作は、世に出されたその事実だけでファンとしては感慨深かった。
それでいて描かれた内容は映画らしい壮大なストーリーや「リベンジ」まででアイドルアニメとしての終点に辿り着いたフランシュシュ達のその後を、SFアクションという面に舵を切って描いている斬新さには目を引かれる。それでいて最後にはアイドルアニメもちゃんとしている内容ギッシリなさながらゾンサガ幕の内弁当のような内容だ。
最大の注目要素の山田たえの覚醒も、ここまで引っ張ってきただけの扱いになっている。まだまだ明かされていない謎やフランシュシュの活躍はいくらでも描けるはずなので、本作で完結ではなく更なる発展の礎になってほしい。
入場者特典とパンフレット。入場者特典は来年開催予定のフランシュシュのライブの先行抽選券でこれには驚かされた。
フランシュシュのライブも過去何度か開催していたことは知っていて興味はあったのだが、こんな形で行くチャンスを貰えるとは。勿論応募しました。周りにゾンサガ好きな人がいないので一人で行くことになりそうなのが悲しい。
パンフレットはスタッフインタビューが中心ですが、作中で補完されていなかった設定の一部の解説もあるので物語面で気になるところあった人は購入してもいいかも。地味な所で作中の挿入歌について作曲家が解説しているページがある所がとても良かった。楽曲への思い入れや聞こえ方が一変するようなアツい解説がまとめられておりました!
来年フランシュシュのライブ行ければいいな!!!!!!